【FP厳選】ANA普通カードのおすすめ5選|ライフスタイル別に最適な1枚を選ぼう!

ANA普通カードおすすめ5選

「ANA普通カード」はマイルを貯める入門カードとして非常にバランスの取れた一枚です。
ANAマイルはVポイントとANAマイルを両方貯めていく設計で、ポイントとマイルの2重取りを意識すると貯めやすいマイルです。
またカード継続時のボーナスマイルの設定もありさらに貯めやすい印象です。

今回は、年会費2,200円前後の「ANA普通カード」から、ライフスタイルに合わせて選べるおすすめ5枚をFP視点で厳選しました。

目次

おすすめ5選(一覧)

カード名年会費(税込)通常還元率特徴向いている人
① ANA VISA/Mastercard(普通)2,200円0.5%(最大1.0%)世界中で使える万能カード国内外で使いやすいカードが欲しい人
② ANAカード Suica(普通)2,200円0.5%(最大1.0%)ANAマイル+Oki Dokiポイントが貯まる国内利用中心・JCB加盟店が多い人
③ ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード2,200円0.5%(最大1.0%)PASMOオートチャージ対応・東急ポイントも貯まる東急沿線・PASMO利用者
④ ANA VISA学生カード在学中無料0.5%(最大1.0%)学生限定のANAカード。マイルとポイントを同時に貯められる学生で飛行機利用・マイル入門を始めたい人
⑤ ANAカード+10マイルコース加入2,200円+6,600円1.0%(最大2.0%)年100万円以上で損益分岐点を超える高還元仕様マイルを効率的に貯めたい人

※通常還元率(最大〇〇%)はANAマイレージモール・特約店利用時のもの

① ANA VISA/Mastercard(普通)

世界中で使えるANA定番カード

ANA VISA/Mastercardは三井住友カードが発行するANA提携カード。基本的にVポイントを貯めていきます。
VISA・Mastercardいずれも国内外の加盟店数が多く、旅行や出張に強い万能型です。
ANAマイル+Vポイントが貯まり、日常使いから海外利用までバランス良く活躍します。
(特約店ではANAマイルも二重取りできます。)

メリット

  • VポイントをANAマイルへ交換可能(最大1P=1マイル)。
  • ANAマイレージモール経由でショッピングマイル上乗せ。
  • 海外利用でも安心のサポート体制。
  • タッチ決済対応でコンビニ支払いもスムーズ。スマホVISAタッチなら還元率7%に。

デメリット

  • マイル移行手数料(最大5,500円/年)が必要。
  • ポイントとマイルを別管理する必要あり。
    有効期限:マイル3年。Vポイントは最終変動日(利用・付与・交換など)から1年間
  • 旅行保険は利用付帯のため自動付帯ではない。

FP視点コメント

  • ANAカードの中でも最もスタンダードな位置づけ。
  • VISAとMastercardのどちらを選んでも使い勝手は◎。
  • 年間利用額100万円あれば、後述の「10マイルコース」で真価を発揮。
おっとう先生

結論:ANAカードの定番。迷ったら「ANA VISA/Mastercard」で間違いなし!

② ANAカード Suica(普通)

Suicaユーザーに最強!電車もマイルもダブルで貯まる

ANAカード Suicaは、ANAマイルとJRE POINTが両方貯まる“交通系特化”のクレジットカード。
通勤・通学でSuicaを使う人には特におすすめで、オートチャージ利用でもポイントが貯まります。

  • SuicaオートチャージでJRE POINTが0.5%貯まる。
  • JRE POINTをANAマイルへ交換可能(1ポイント=0.5マイル)。
  • 10マイルコース加入で実質マイル還元率1.0%。
  • 定期券・Suica・クレカが1枚にまとまって便利。
  • 年1回の利用で年会費無料(実質無料で持てる)。

メリット

  • ① Suicaオートチャージで自動的にポイントが貯まる
    通勤・通学のたびにJRE POINTが貯まり、さらにマイルへ交換可能。
  • ② 定期券・Suica・クレカ一体型で身軽
    カード1枚で改札通過から買い物まで完結。
  • ③ 初年度無料+年1回利用で翌年も無料
    実質的にコストゼロで持てる。
  • ④ 10マイルコース加入で高還元
    年6,600円でマイル還元率が2倍の1.0%に。
  • ⑤ ANAマイル+JRE POINTの二重取りが可能
    他カードにはない「交通系マイル戦略」が実現。

デメリット

  • ① Suicaを使わない人には向かない
    JRE POINTエリア(関東エリア)以外では恩恵が少ない。
  • ② 10マイルコースのコスト
    年6,600円が必要で、年100万円以上使わないと損益分岐点を超えにくい。
  • ③ Apple Payチャージはマイル対象外
    オートチャージ以外のチャージではマイル付与なし。
  • ④ 旅行保険が控えめ
    海外旅行1,000万円の自動付帯と最低限レベル。

FP視点コメント

Suica通勤・通学ユーザーなら、毎日の移動で自然にマイルが貯まるお得カード。

「飛行機+電車」どちらも使う人には間違いなくコスパ最強です。

おっとう先生

結論:Suicaユーザーなら「ANAカード Suica」が最強!
マイルとJRE POINTの“ダブル取り”で、日常利用がそのまま旅行資金に。

③ ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカード(普通)

PASMOユーザーに最適!ANAマイルとTOKYU POINTが同時に貯まる

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカードは、ANAマイルとTOKYU POINTの両方を貯められる交通系カード。
東急線沿線を利用する人にとっては、PASMOオートチャージや東急グループの優待で効率よくマイルが貯まる1枚です。

  • PASMOオートチャージでTOKYU POINTが0.5%貯まる。
  • TOKYU POINTをANAマイルに交換可能(1,000ポイント=750マイル)。
  • 東急百貨店・東急ストアでの利用で最大10%ポイント還元。
  • 10マイルコース加入でマイル還元率1.0%。
  • 東急線通勤ユーザーに抜群の相性。

メリット

  • ① PASMOオートチャージでTOKYU POINTが貯まる
    通勤・通学時に自動的にポイントが貯まり、ANAマイルへも交換可能。
  • ② 東急グループでの優待が豊富
    東急百貨店や東急ストアで最大10%ポイント還元。生活圏が東急沿線なら日常利用が非常にお得。
  • ③ ANAマイル+TOKYU POINTの二重取りが可能
    カード利用でマイル、オートチャージや店舗利用でTOKYU POINTが貯まる効率設計。
  • ④ 初年度年会費無料+年1回利用で翌年も無料
    実質的にコストを抑えて保有できる。
  • ⑤ 10マイルコース加入で高還元
    年6,600円(税込)でマイル還元率が2倍の1.0%にアップ。

デメリット

  • ① 東急沿線利用者以外には恩恵が少ない
    東急グループを利用しない人にはメリットが限定的。
  • ② TOKYU POINT→ANAマイルの交換率が100%でない
    1,000ポイント=750マイルと若干目減りするため、純粋なマイル効率ではSuicaカードにやや劣る。
  • ③ 10マイルコース加入に追加費用
    年6,600円のコストがかかり、年100万円以上の利用でようやくプラスに。
  • ④ PASMO以外の交通ICではメリットがない
    関西圏やJR中心の人には不向き。

FP視点コメント

東急沿線に住む人やPASMO通勤の方にピッタリのカード。

「電車+マイル+日常の買い物」をすべてポイント化できるバランス型カードで、家計にも優しい1枚です。

おっとう先生

結論:東急沿線・PASMO利用者なら「ANA TOKYUカード」が最強!
TOKYU POINTとANAマイルの“二重取り”で、生活圏全体がマイル源に。

④ ANA VISA学生カード

学生専用!初めてのマイルデビューに最適な1枚

ANA VISA学生カードは、18歳以上の学生(大学・短大・専門学校・大学院など)限定で発行できるANAカードです。
年会費無料で、在学中はマイル還元率も高く、海外旅行保険まで自動付帯。
「初めてのクレジットカード」や「マイルを貯めて旅行したい学生」にぴったりの一枚です。

メリット

  • 年会費無料(在学中)
    → 在学中は本会員・家族会員ともに年会費無料で利用可能。
    学生のうちはコストゼロでマイルが貯まります。
  • ANAマイレージクラブ機能+三井住友カードの信頼性
    → VISAブランドのため、世界中で利用可能。
    ANAの特典航空券予約などもスムーズです。
  • ショッピングでマイルが貯まる
    → 通常のVポイントをマイルへ移行可能(1ポイント=5マイル)。
    「10マイルコース」(年6,600円)に加入すれば、100円=1マイルの高還元も可能!
  • ANA搭乗でボーナスマイル
    ・入会時:1,000マイル
    ・初回搭乗時:1,000マイル
    ・毎年継続時:1,000マイル
  • 海外旅行傷害保険が自動付帯(最高1,000万円)
    → 短期留学や卒業旅行にも安心です。
項目ANA VISA一般カードANA VISA学生カード
年会費2,200円(税込)無料(在学中)
10マイルコース6,600円/年(任意)加入可(任意)
ボーナスマイル搭乗ごとに10%アップ同等
マイル移行コース5マイル/10マイル選択制同等
海外旅行保険最高2,000万円最高1,000万円

デメリット

  • 社会人になると自動的に年会費が発生(2,200円〜)。
    → 卒業後も使うなら、マイル移行コースを見直しましょう。
  • マイルを効率よく貯めるには「10マイルコース」加入が必要。
    → JALでは無料だが、ANAは学生も年6,600円のコストがかかります。
  • 学生専用のため、利用限度額が低め(10万円前後)。
    → 大きな買い物や旅行予約には注意が必要です。

FP視点コメント

  • 年会費無料・ボーナスマイルあり・保険付きという、コスパ抜群の学生専用カード。
    「マイルを貯める楽しさ」を体感するのに最適な1枚です。
  • 特にANAを利用する地方学生や短期留学予定者には強くおすすめ。
    マイルを貯めて卒業旅行で使う戦略も◎。
  • 社会人カードへのスムーズな移行が可能で、卒業後もマイル口座がそのまま引き継げます。
  • 在学中からクレジットヒストリーを積み上げられる点でも、将来の信用力アップにつながります。

ANAユーザーなら、学生のうちに持っておくべき1枚!マイルデビューに最適で、海外旅行も安心です。

おっとう先生

結論:学生なら迷わず「ANA学生カード」でマイルデビュー!
10マイルコースは年6,600円のコストがかかるため、学生のうちは必ずとも必要ではない。

⑤ ANA 一般カード+10マイルコース加入

“1%還元”でマイルを倍速に!ANAマイルを賢く貯める王道ルート

ANA 一般カードに「10マイルコース」(年会費6,600円)を追加すると、実質ショッピング利用でのマイル還元率が2倍になります。
通常コース(5マイルコース)では200円=1マイルのところ、100円=1マイルにアップ。
マイルを効率よく貯めたいANAユーザーにとって、10マイルコースは“実質必須”のオプションです。

コースポイント還元ポイント~マイル移行還元率
5マイルコース(無料)100円で0.5ポイント1ポイント=1マイル0.5%
10マイルコース(年会費6,600円)同等1ポイント=2マイル1.0%
10マイルコース+ANAカードマイルプラス加盟店100円で0.5ポイント+100円または200円で1マイル1ポイント=2マイル1.5%~2.0%

ANAカードは基本的にVポイントを貯めます。(JCBはOKIDOKIポイント)
しかしANAカードマイルプラス加盟店でのお買い物では、Vポイント+ANAマイル2重取りが可能。
実質還元率が最大2.0%に!

メリット

  • マイル還元率が常時1.0%(100円=1マイル)
    → 通常の5マイルコース(0.5%)の2倍スピードで貯まります。
  • ANAカードマイルプラス加盟店でさらに+0.5〜1.0%上乗せ
    ANA公式サイト・セブン-イレブン・Apolloステーション・マツモトキヨシ・ヤマダ電機など、対象店舗で使えば最大2%還元も可能。
  • 貯めたマイルは国内・国際線の特典航空券へ
    国内線片道6,000マイル〜で交換可能。マイル単価は最大5円以上になることも。
  • 家族カードも同様のコースに対応
    家族でANAマイルをまとめて貯めたい方にも最適です。
年間利用額通常(5マイルコース)10マイルコース加入差額
10万円500マイル1,000マイル+500マイル
50万円2,500マイル5,000マイル+2,500マイル
100万円(損益分岐点)5,000マイル10,000マイル+5,000マイル
150万円7,500マイル15,000マイル+7,500マイル

※1マイル=約1.5円で換算すると、年間100万円以上の利用で年会費6,600円を回収可能。
年間100万円(8.4万円/月)が「損益分岐点」となります。

※1マイル=約2.0円で換算すると、年間66万円以上の利用で年会費6,600円を回収可能。
年間66万円(5.5万円/月)が「損益分岐点」となりますが、個人的には1マイル=約1.5円くらいで見積もりはしておいた方が安心ですね。

デメリット

  • 10マイルコースの年会費が別途6,600円かかる
    → 利用額が少ない方には割高になるため、月8万円以上使う方におすすめ。
  • ANAマイルは互換性に優れる
    他のポイント(楽天・Vポイント等)とのが互換性があり、さまざまなポイントに移行も可能。
  • マイル有効期限が36か月
    計画的に使わないと失効の恐れあり。特典航空券の予約時期も考慮しましょう。
    ※スカイコインを利用すると実質有効期限が5年になる裏ワザがANAにはあります。

FP視点コメント

  • 「年間100万円以上使う人は絶対加入」がFPの結論。
    132万円使えば+5,000マイル=約1万円相当の価値(マイル単価2円換算)です。
  • ANAカードマイルプラス加盟店を活用すれば、実質還元率は1.5〜2.0%に。
    固定費・日常支出をまとめるだけで、年1回の国内旅行も実現できます。
  • マイルを貯める目的が「旅行」の方には特におすすめ。
    マイルの価値を最大限に引き出せるのがANAカードの強みです。
  • 逆に、年間50万円未満の利用なら5マイルコースでもOK。
    まずはマイルの貯まり方を体験してからステップアップするのも◎。
おっとう先生

ANAカードをメインに使うなら、10マイルコースは“実質必須”。効率重視のマイラーに最適です!その際はANAカードマイルプラス加盟店を意識しよう!

FPが教える!どのタイプがあなた向き?

ライフスタイルおすすめカード理由
鉄道通勤・通学が多いANAカード Suica(普通)定期代・交通費がマイル源に
東急沿線・百貨店利用 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOカードポイント二重取りで貯まりやすい
海外旅行も行くANA VISA/Mastercard(普通)海外利用に強く、汎用性が高い
学生・若年層ANA VISA学生カード無料でマイルを育てる入門カード
家計の支払いを集中させたいANAカード+10マイルコース加入還元率2倍で効率UP

まとめ

平均年収でも、マイルの貯め方を“生活に組み込む”ことで、
家族で年に1回の飛行機旅行は十分実現できます。

ポイントは「自分の生活動線×カードの特徴」を一致させること。
Suica通勤・東急百貨店・公共料金決済など、あなたの“毎月の支出”をマイル化するのがコツです。

とはいえ、マイルはあくまでおまけ。
ポイント集めや還元率を気にし過ぎず、日常の生活をしていたらマイルやポイントが貯まっていたというスタイルが最もおすすめ。

ポイントやマイル還元率よりも、
①家計管理をしっかりと
②日頃の仕事に集中
③副業に挑戦して収入を増やす
この3つがとても大切です。

まずはご自身に合ったクレジットカードを選んだら、クレカ生活を始めてみましょう!
その日からマイルが貯まり始め、気が付いたら飛行機に乗れるほどのマイルがいつの間にか貯まっていますよ。
まずは行動が何よりも大切です。

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この記事を書いた人

平均年収でも実現できた「家族の飛行機旅行」

私が年収400万円ほどだった頃、思い切って支出を見直し、飛行機で家族旅行に行きました。

その経験は、私たち家族にとって大きな「人生の分岐点」でした。
特別な家族旅行がもたらしたものは…

・自己肯定感や満足度のアップ

・子どもにとって貴重な体験

・生活改善から資産形成へとつながる一歩

「やっておけばよかった」と後悔する前に、小さくても行動を起こすことが大切です。

この記事では、夫婦+子ども2人の4人家族が、
どうやってお金をやりくりして飛行機旅行を実現したのか?

今も定期的に旅行へ行けている方法は何なのか?

を、FP資格保持者としての視点も交えながら紹介します。

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