ペンギンくん「初めての飛行機、ドキドキする…」
乗り遅れたりしないかなー



空港に着いてからの流れをわかっていれば、不安になることなないよ!
確かに、初めての飛行機は不安になりますよね。
そんな方も安心してください。
実は飛行機の流れは、一度体験すれば誰でもすぐ慣れるシンプルな手順なんです。
この記事では、FPであり旅行好きのわたしが、
空港に着いてから飛行機を降りるまでの流れを誰でもイメージできるように順を追って説明します。
1. 空港に到着(目安:出発の1時間半前)


まずは出発時間の1時間半〜2時間前には空港に到着しましょう。
LCC(格安航空)は手続き締切が早いので、2時間前をおすすめします。
※初めての方はFSC(ANA・JAL大手航空会社)でも国内線は90分前到着がおすすめ!
はじめて飛行機に乗る方は
・国内線は90分前(LCCは120分前)
・国際線は120分前 に空港に到着しよう。



飛行機に乗り慣れてくると、国内線は60分前の到着でも大丈夫!
空港に到着したら、
- まず自分の航空会社のカウンター(ANA・JAL・Peachなど)を確認します。
- そして「搭乗手続き(チェックイン)」へ。
2. チェックイン(搭乗手続き)/手荷物を預ける(必要な場合)


チェックインでは、搭乗券を受け取ります。
この際の持ち物として、予約した時の「e-チケットのQRコード」または「予約番号」が必要になります。



わたしはいつも、家族全員分のQRコードをわたしのスマホでスクショしています。チェックインや搭乗時にはその全員分をわたしのスマホから”横にスライド”してピッピッして通過してるよ。
手荷物を預ける


スーツ(キャリー)ケースなど大きな荷物を預けたい場合は、預け手荷物カウンターへ。
- 重さは通常20kgまで(ANA・JALの場合)
→LCCの場合は預け手荷物は有料。 - 預けた荷物には「タグ」がつくので、到着空港で同じ番号の荷物を受け取ります
FPのひとことメモ
荷物を預けるとき、壊れやすいもの・現金・貴重品は入れないようにしましょう。
航空会社は補償の対象外になることがあります。
それでは方法の解説。チェックイン・手荷物を預けるには方法が2種類あります。
A. カウンターで手続き


メリット
航空会社スタッフの方との直接手続きによるチェックイン方法。QRコードまたは予約番号が必要で、スタッフの方の言う通りにするとチェックインができる。
預け手荷物がある場合も、ここでスタッフの方が対応してくれるため安心。
デメリット
特に羽田・成田空港といった大型の空港では、常に行列ができています。
そのためチェックインの次の手続きである保安検査場の通過時間に間に合わない恐れが…
時間ギリギリになるとスタッフの方が優先して案内してくれるため乗り遅れることはありませんが、搭乗までにバタバタして空港内を楽しめません。


B. 自動チェックイン機で発券


メリット
とにかく早くチェックインができる。
しかも簡単に。
e-チケット(スマホ予約)のQRコードをかざすとチェックインが完了して搭乗券が発行されます。
「預け手荷物なし(機内持ち込みのみ)」の人はこれだけで完了。とてもスムーズ。
また「預け手荷物あり」の場合も、発行された搭乗券をもってSelf Baggage Drop(自動手荷物預け機)に行き、画面に従って手続きするだけ。
本当に簡単にできるのでおすすめです。
デメリット
初めての方からすると不安ですよね。
逆にいうとデメリットは不安だけしかないため、対策は簡単です。
QRコードさえ用意してあれば、あとは勇気だけ。
また近くにスタッフの方もいらっしゃるので、わからない際は聞いてみるといいですよ。
3. 保安検査場(手荷物検査)


次に、搭乗券のQRコードをかざして保安検査場へ行きます。
金属探知機のゲートを通るので、ポケットの中の金属類はトレーに出します。
- スマホや財布。またモバイルバッテリーもトレーの中へ。
- ペットボトルは100ml以上だとNG(国内線では水はOK)
→国内線でも開封済みのペットボトルは試飲する必要があるため、未開封のみ持ち込みがおすすめ。
検査後は、「搭乗口エリア(制限エリア)」に入ります。
ここから先は「飛行機に乗る人だけ」のエリアです。
4. 搭乗口エリアで待機


出発までの時間、ここでゆっくりできます。
売店やカフェがあり、空港限定グッズもおすすめ。
また間近に飛行機が見えるため、お子様は特に興奮することでしょう。
ぜひ写真に残していただきたい、そんな場所です。
- 画面に「○○便 搭乗中」「最終案内」などが表示されるので要チェック。
- トイレはこのタイミングで済ませておくのが◎
FPの節約ポイント
空港の中のカフェは高め。
ペットボトルを持参したり、保安検査前のコンビニで買っておくと節約になります。
5. 搭乗(飛行機に乗り込む)


アナウンスが流れたら、搭乗券のQRコードをかざして機内へ。
「座席番号(例:15A)」を確認し、自分の席に向かいましょう。
荷物は:
- 小さいバッグ → 前の座席下
- キャリー → 上の棚(モバイルバッテリーは入れないこと)
機内では:
- 離陸時・着陸時はシートベルトを着用
- スマホは「機内モード」に変更
6. フライト中(空の時間を楽しもう)


飛行機が上昇して雲の上へ。
約10分ほどでシートベルトサインが消えます。
- ANAやJALなら、無料Wi-Fiやドリンクサービスなど機内サービスがあります。
- LCCは有料ですが、そのぶん格安運賃でお得です。
FP目線アドバイス
LCCでドリンクや座席指定を付けると、実はANA・JALと数千円しか変わらないことも…
総額で比べて選ぶのがコツです。



お子様のはじめての飛行機にはANAやJALをおすすめするよ。
自分専用のモニターがあるから好きなテレビや外の風景など見れるから、将来の記憶に残りやすいんだ。
7. 到着・荷物の受け取り


着陸後は、案内に従って出口へ。
預け手荷物がある場合は、到着ロビーの「ターンテーブル」で受け取ります。
預け手荷物が無ければ、そのまま空港外へ出られます。
荷物タグの番号と一致しているか確認を忘れずに。
スーツケースの色は黒や白が人気で王道。そのためターンテーブルで帰ってくるスーツケースはみんな同じに見える…
対策として
✅スーツケースの色を人と違う色にする
✅自分だけのベルトや装飾を付ける
まとめ:初めてでも大丈夫!
初めての飛行機は、ちょっとした不安が多いもの。
でも、手順さえ分かれば電車に乗るのと同じくらい簡単です。
| 手順 | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 1 | 空港に到着 | 出発の1.5〜2時間前 |
| 2 | チェックイン | 約10分(自動チェックイン) |
| 3 | 保安検査 | 約10分 |
| 4 | 搭乗口で待機 | 約30分 |
| 5 | 搭乗・出発 | |
| 6 | フライト | 1〜3時間 |
| 7 | 到着・荷物受取 | 約20分 |
小さな空港でしたら、目安時間がさらに短くもなります。


飛行機旅行は家族との思い出が生涯残る特別なもの。
不安になることなく、空の旅を楽しんでいってきてください。



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