銀行・クレジットカード・ショッピング・SNS・会員サイト……。
毎日のようにログインが必要なサービスが増える中、IDとパスワードの管理に不安を感じていませんか？
「覚えられないから同じパスワードを使い回している」
「メモ帳や紙に書いているけど、本当に安全なの？」
もし少しでも心当たりがあるなら、あなたのアカウントは 今この瞬間も危険に晒されている可能性があります。
銀行口座やアプリなどの様々なサイトへのログインに必要なIDとパスワードって、どう管理していますか？
もし覚えやすいパスワードを使用していたら、要注意！
ペンギンくんそんなこと言っても、難しいパスワードなんて覚えられないよ！
おっとう先生覚えなくていいんだよ。パスワード管理ツールを使えば簡単に難しいパスワードで、他人からログインできないように守れるよ！
実際、8割以上の人がパスワードを使い回しており、
そこからクレジットカードの不正利用や個人情報の流出につながるケースがあとを絶ちません。
しかし、安心してください。
難しいパスワードを覚える必要は一切ありません。
この記事では、
- パスワード管理ツールを使うメリット
- 注意点（デメリット）
- 実際におすすめの管理ツール
をわかりやすく解説します。
あなたの大切な情報を守るために、今日からできる対策を一緒に始めましょう！
8割以上がパスワードを使いまわしている現実
トレンドマイクロ社は2023年8月31日。
「パスワードの利用実態調査 2023」ID/パスワードでのログインが必要なWebサービスの利用者1030名を対象に、7月31日～8月1日の間にアンケート調査を実施した。2020年調査の85.7％と比較すると微減傾向は見られるものの、いまだ大半の利用者がパスワードを使いまわしている実態が明らかになった。ID/パスワードを使いまわす理由としては、「異なるパスワードを設定すると忘れてしまう」（72.8%）、「異なるパスワードを考えるのが面倒」（48.6%）が上位に挙がった。
クレジットカードの不正利用や個人情報の流出の危険があります。
このように、８割以上の方が同じパスワードを使い回すという危険な状態にあります。またこの危険さが軽度なものならいいのですが、クレジットカードの不正利用。また個人情報の流出。他にもインターネットバンクをやられている方は、不正アクセスにも繋がります。
安心してネットサービスを利用するためには、強固でサイトごとに異なるパスワードを使うことが重要です。
ペンギンくんでも、それを全部メモして覚えるなんてムリ〜！
おっとう先生だからこそ、パスワード管理ツールが必要なんだよ。
強力なパスワードを作って、保存して、自動で入力までしてくれる。
一度使うと手放せなくなるほど便利だよ！
パスワード管理ツールのメリット5選
それでは、まずパスワード管理ツールを使う5つのメリットを紹介します。
❶ 強力なパスワードを自動生成できる
強力なパスワードを簡単に生成・管理できる
パスワード管理ツールは、ランダムで強力なパスワードを自動生成してくれます。
紙に書いて覚えられないような「記号・数字・英字の複雑な並び」でも、ツールが安全に管理します。
❷ すべてのパスワードを一元管理
すべてのパスワードを一元管理
複数サイトのパスワードを覚える必要はありません。
ツールがサイトURLごとにID・パスワードを紐づけて保管してくれるため、ログインがとてもスムーズになります。
❸ セキュリティレベルが高い
セキュリティ向上
ツールはパスワードを強力に暗号化して保存します。
紙に書くより安全で、使いまわしによるリスクを大幅に減らせます。
❹ ログインの手間を大幅削減
ログインの手間を省ける
自動入力機能があるため、ログインがボタン1つで完了。
複雑なパスワードでもスムーズに扱えます。
❺ 覚えるのは「マスターパスワード」1つだけ
マスターパスワードのみ覚えていれば大丈夫
各サービスのパスワードを覚える必要はありません。
管理ツールを開くためのマスターパスワードだけ覚えておけばOKです。
パスワード管理ツールのデメリット5選
次に、パスワード管理ツールを使う5つのデメリットを紹介します。
❶ マスターパスワードの管理ミスが致命的
マスターパスワードのリスク
マスターパスワードが漏れると、保存している全てのパスワードが危険にさらされます。
また、忘れると復旧できないツールもあるため、慎重に管理が必要です。
❷ データ漏洩のリスク（ゼロではない）
ハッキングやデータ漏洩のリスク
クラウドに保存する以上、情報漏洩リスクはゼロではありません。
実際に大手ツールで流出事例もありますが、ほとんどは高度な暗号化で保護されています。
❸ 無料版では制限が多い
無料版の制限・有料の場合が多い
無料版では、登録数の上限やデバイス同期が制限される場合があります。
複数デバイスで使うなら有料版が必要になることもあります。
❹ 初期設定の手間
初期設定が面倒
最初にすべてのパスワードを登録する必要があり、この作業が面倒と感じる人もいます。
❺ オンライン依存
オンラインサービスに依存する
クラウドに保存するため、インターネット環境がないと利用できないことがあります。
おっとう先生パスワード管理ツールは非常に便利で安全性は高い。
けれど使用する際にはいくつかのリスクや管理の手間も理解した上で選ぶことが重要だよ。
ペンギンくんなるほどね。とっても便利なツールなんだ。
じゃあ実際にどれを選べばいいのかなー？
「どの基準を重視するべきかわかったけれど、自分に合うツールがまだ絞れない…」という方は、下の記事でそれぞれの特徴を比較してみてください。
まとめ
パスワード管理ツールは、
「覚えられない」「管理が大変」という悩みをすべて解決し、同時にセキュリティを大幅に高めてくれる強力な味方」です。
もちろん、
- マスターパスワードの管理
- クラウド保存のリスク
- 無料版の制限
といった注意点もありますが、それを踏まえても 使うメリットは圧倒的に大きい といえます。
特に、クレジットカードやネットバンクを利用している方にとっては、
「使わないほうがリスクが高い」と断言できるほど重要なツールです。
要点まとめ
- 同じパスワードの使い回しは不正アクセスの最大原因
- パスワード管理ツールなら強力なパスワードを自動生成・自動入力
- ID・パスワードを一元管理し、覚えるのは“たった1つのマスターパスワード”だけ
- 有料版もあるが、セキュリティ投資として考えると十分価値がある
今日からパスワード管理ツールを導入して、
あなたのアカウント・お金・個人情報をしっかり守っていきましょう。
コメント